平素より東京都歯科医師連盟の活動にご理解ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
本年6月24日の第143回評議員会にて会長職を再度仰せつかりました。早いもので私どもの執行部も1期2年が終了し、石島・第二次執行部が発足いたしました。ご存じの通り、諸課題を抱えつつも1期目で培った経験等を活かして活動してまいります。
まずは組織率の向上を目指し、日歯連盟と協働し未入会会員のクリニックに出向き、先生方と直接お話をさせていただき、130名の入会をいただきました。さらに、その内30名が女性会員であり、平成26年以来の高い入会者数となりました。
また財務関係については、会費減収、会費未納等、終身会員や物故会員の動静もあり、過年度会費での増収、改善が見られましたが、結果的に会費収入の増額とまではなりませんでした。もっとも、経費関連の支出見直し等により、前年度と比較し約2倍の繰越金を得ることができました。そして今回の執行部では、役員数を4名減らし、現在ある委員会・部会においても見直しをして支出削減を行う等、身を切る改革を実施いたしました。
さて、本年は12年に1度の、6月に東京都議会議員選挙、7月に参議院議員選挙が重なる大事な年となりました。昨年10月の衆議院議員選挙から、自由民主党は少数与党となり、7月の参議院議員選挙においても同様の結果となりました。我々が全力で支援してまいりました比嘉なつみ先生は残念ながら当選には至りませんでした。私は残念でなりません。今後の東京都歯科医師連盟の信頼回復に向けて、会員の皆様、役員と共に最大限の努力を尽くしてまいる所存でございます。
今、このような政治的に不安定な国内の状況下において、我々の業界を守っていくために、この連盟組織の存在は不可欠と考えております。これからの歯科界を担っていく先生方が、希望を持てるような業界に育てあげていくことこそが、我々の使命と捉えております。志を同じくする仲間を多く見つけ出し、最後まで国民の健康を守らなければなりません。今後とも、より一層のご協力を心からお願い申し上げます。