東京都歯科医師連盟
会 長 石 島 弘 己
明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、お健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より本連盟の活動にご理解・ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年の都議会議員補欠選挙や衆議院議員選挙においては、相当厳しい結果となりました。いまだ風当たりは強いものと思われます。そのなかで今年は選挙の年で、夏には都議会議員選挙、参議院議員選挙が予定されております。本連盟といたしましては、各級の選挙に全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。また歯科界の組織代表であり、参議院厚生労働委員長に就任された比嘉なつみ先生の選挙は最重要課題と捉えております。
現在、本連盟では、比嘉なつみ後援会活動を日歯連盟とともに行っており、後援会入会者の獲得では、皆様のご協力により入会者の増加に繋がっております。活動期間は今後半年間程ありますので、何卒引き続きよろしくお願いいたします。そして日歯連盟主催による各ブロックや各地区でのデンタルミーティングなどの政治活動も展開しています。我々の目指す歯科医療政策の実現のためにご理解・ご協力をお願いいたします。
執行部の重要課題の一つであります会員増強の問題ですが、昨年は日歯連盟役員とともに未入会員の診療所をまわり、既に一昨年以上の入会者数(百名を超える)を得ております。財務状況については、見直すところは見直し、必要のない出費を抑え改善を図っております。それと右肩下がりの会費収入の減少に対してもさらなる努力を行ってまいります。各地区の先生方のご協力とお知恵をお借りしたいと思います。
結びになりますが、今年は巳年ということで自らの殻を破り、変化を遂げること、つまり物事が一つの形を完成させ、さらに新しい段階へ進む準備が整った状態を示すとあります。私たち東京都歯科医師連盟もこれからの人口減少を見据えた上で、業界全体の健全な経営が成り立ち、安心して歯科医療に専念できるよう、そして今後に続く歯科医師の方々が希望を持てるような歯科医療界を築けるよう努力してまいりますので、皆様方のより一層のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。